「私は広州市市長として責任を持って皆さんにお伝えします。私たちの準備は整いました。広州の準備は整いました」。広州市市長である広州アジア大会組織委員会の万慶良・副主席は13日、アジア大会取材のため訪れている国内外メディア記者に発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
広州アジア大会まであと30日に迫った13日、国務院新聞弁公室は広州市内でアジア大会、アジアパラリンピック大会の準備状況に関する記者会見を開いた。国内外のメディア112社から記者約180人が出席、これに先立ち記者らは広州で、都市インフラおよびアジア大会各競技施設建設の進捗などの状況を視察した。
万市長は、「アジア大会は中国がホスト国となる大型スポーツイベント。アジア大会まであと30日となり、アジア大会準備業務は基本的に完了、広州はすでにアジア大会の到来の準備は整った」と述べた。
万市長によると、70カ所に及ぶアジア大会各競技施設はすでに竣工、来月5日には各国・地域代表チームのトレーニング向けにオープンする。選手村、技術スタッフ村、メディア村、メディアセンターが集中する総敷地面積2.73平方キロメートルの広州アジア大会シティも竣工した。また各競技開催準備もほぼ完了、重要イベントは滞りなく、メディアサービス、テレビ中継準備も基本的に整い、中継権は9局に授権されることがすでに確定している。今月9日にはアジア大会トーチの聖火が北京・居庸関長城で採火され、12日にリレーが始まった。
広州アジア大会は来月12日に開幕する。アジア45の国と地域から1万2千人近くの選手、1万人以上のメディア記者が参加、アジアおよび世界各国の人々が広州を訪れ、アジア大会というこの晴れの舞台を共に分かち合う。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年10月14日 |