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北京五輪の応援団・地下鉄新路線

 

本誌記者  金 多優

2007年10月7日午後2時、北京の地下鉄5号線が開通した。5号線は全長27.6キロ、豊台区の宋家荘から昌平区の太平荘まで南北に走り、途中、崇文区、東城区、朝陽区などの繁華街や人口密集地を通り、これまでの1号線、2号線、13号線と乗り入れる。

北京地鉄公司によると、当日の5号線の旅客輸送量は延べ34万人に達し、八通線と13号線両路線の合計を上回った。10月8日、5号線の開通翌日、午前7時から9時のラッシュアワーには、延べ5万7000人が5号線とほかの3路線との乗り換えを行った。「予想以上に快調な出だし」と北京市交通委員会の劉小明副主任は評価する。

「天通苑」は北京北部最大の居住地域の一つで、20万人近くの住民を擁し、毎日のラッシュアワーの交通渋滞は住民らの頭痛の種だった。しかし10月8日、この7年間で初めてラッシュアワーの渋滞から解放された。この一帯の住民らがマイカーを自宅や地下鉄の専用駐車場に停め、地下鉄に乗り換えて出勤したためだ。劉副主任は「5号線の開通が軌道交通利用の呼び水となり、北部地区の交通渋滞を緩和させた結果、天通苑と北苑地区の渋滞量は過去のピーク時より明らかに減少した」と説明する。

    08年の地下鉄路線図

 

“人にやさしい” 新地下鉄

5号線のプラットホームではディスプレイ画面で地下鉄全路線の時刻表を検索することができ、さらにニュースや天気予報も見ることができる。ほかの路線と比べ5号線のプラットホームには“ガラス扉”が1つ多い。駅の責任者によると、これは乗客と線路を隔てる安全システムで、乗客の安全を保障し環境保護にも役立つものだという。このほか、安全ドアにはガラス扉が車両ごとに1つ、計6つある。ガラス扉はプラットホーム側からは開かず、列車側からのみ開くことができる。これは脱出口で非常時には車内の乗客が手動で開けられる。今後、すべての地下鉄路線が順次この安全システムに切り替えられる予定だ。

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