本誌記者 呂翎
2008年3月5日午後、北京週報社で「流金歳月--私と週報」という座談会が開催された。社長・総編集長の王剛毅氏、常務副編集長の江宛棣氏、副社長のチー文公氏、副編集長の黄衛氏および元編集長の耿玉馨氏ら定年退職した指導者と古い同志の代表らが座談会に出席し、また、若い従業員の代表らも会議に参加した。
今回の座談会は「北京週報とともに成長」をテーマにした、北京週報社の創刊50周年を記念する活動の一環。招待に応じて座談会に参加した古い同志と若い従業員の代表らは会議でわれ先にと発言し、共に自分の北京週報社で過ごした日々を顧みた。
座談会は「北京週報――中国理解の窓口」という週報の創刊と発展を記録したドキュメンタリー映画で始まった。映画でかつての若かった頃の顔を見ると古い同志らは感動し、若い従業員たちもドキュメンタリー映画が進むにつれ、彼らが経験したことのない週報のかつての年月を顧みた。
元副編集長の張立方氏は、北京週報社はみんなが力を合わせ、共に努力する大きい集団で、集団の力で週報を今まで発展させたと述べた。そして、週報では仕事に対する要求が厳しいが、仕事が忙しくて辛いのは悪いことではなく、人を鍛えるものだと語った。
座談会では、北京週報創刊50周年の光り輝く過程を顧みただけでなく、古い同志らが若い従業員たちに自分たちの望みと要求を出した。北京週報社の元編集長の耿玉馨氏は、彼の対外経済報道の体験を紹介したとき、「経済面の取材をするなら、必ず経済を知っていなければならないし、経済を知りたいなら、必ず経済を学ばなければならない」と強調した。そして、若い従業員らが深く研鑚し、自分の関連分野での業務レベルを高めるよう彼らを励ました。
「中国語、マスコミを専攻した人は外国語をもっと学び、外国語を専攻した人は取材・編集や方針・政策についての知識をもっと理解してほしい」と、古い同志らは自分の数十年来の仕事の体験を若い従業員たちに伝授し、若い従業員たちも先輩らに自分の週報での成長過程を報告した。このような交流は「北京週報」の栄(は)えある伝統を一代一代と伝えていくだろう。
最後に、社長・総編集長の王剛毅氏は、「今日の座談会は意味深く、生き生きとした北京週放社の歴史教育授業であったと同時に、すばらしい業務講座だった。若い従業員たちは、古い同志が北京週報社での数十年の仕事で発揮した精神を理解し、古い同志たちも若い従業員の報告から、今の“週報人”が元気ハツラツと仕事する様子を見た」と総括した。
「北京週報日本語版」 2008年4月 |