温家宝総理は政府活動報告で「今年度の活動を全面的に達成するには、引き続きテーマを際立たせ、主軸を貫き、全体計画と各方面への配慮を両立し、協調的に推進しなければならない。安定成長、物価抑制、構造調整、民生重視、改革強化、調和促進をより良く結びつけなければならない」と指摘。「安定成長とは、内需拡大と外需の安定を堅持し、実体経済の成長に力を入れ、落ち着いた経済運営を維持することだ。物価抑制とは、引き続き総合的措置を講じ、物価水準の基本的安定を保ち、物価の再上昇を防止することだ。構造調整とは、バックアップとコントロールを兼ね備え、経済成長の質と効率を高め、成長の協調性と持続可能性を強化することだ。民生重視とは、民生保障・改善を活動の根本的な出発点および着地点として堅持し、社会公正の促進を一段と重視し、人民大衆に実益をもたらす良い事、確かな事を的確に成し遂げることだ。改革強化とは、一層の決意と気力で改革開放を推進し、経済の長期的で健全な発展に影響する体制的、構造的な問題の解決に力を入れ、重点分野や要となる部分で新たな突破口を切り開くことだ。調和促進とは、改革、発展、安定の3者関係を正しく処理し、様々な問題や隠れたリスクを積極的、効果的に取り除き、局部の問題が全局の問題に変化することを防ぎ、社会の調和と安定を促進することだ」と説明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年3月6日
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