北京で開会中の第11期全国人民代表大会(全人代=国会)第5回会議で5日、中国の呉邦国・全人代常務委員長(国会議長)が安徽省代表団の審議に参加した。代表らは、戦略的新興産業の育成や実体経済の発展、都市部と農村部の発展の統一的計画などをめぐり討議、呉委員長は時おり言葉を挟みながら討議に耳を傾けた。中国共産党の機関紙、人民日報が伝えた。
張宝順、呉存栄、王亜非ら各氏の発言を聞いた後、呉委員長は政府活動報告に賛同を示した上で、安徽省の活動を十分に評価。今後の活動の重点として(1)経済発展パターンの転換で新たな進展を遂げる(2)改革開放の深化で新たな飛躍を図る(3)国民生活の改善で新たな成果を挙げる--の3点を強調した。(編集YT)
「人民網日本語版」2012年3月7日
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