エジプトピラミッド研究センターのタリク顧問は「両会では、中国の各地域から委員が集まり、中国の今後の発展計画、経済成長政策、保障制度や国民生活の改善などについて討論を行なっている。これらの政策は世界の経済成長や中国と他国の経済関係に重大な影響を及ぼすことになる。私が思うに、中国の発展は他国の発展を後押しするだろう。過渡期にあるエジプトは特にそうだ。このような後押しは非常に重要である」と述べた。
中ロ経済貿易協力センターのサノカヤフ主任は「国際金融危機の深刻な影響が広まる中、両会が世界にどのような情報を伝えるのかが注目されるのは当たり前の事だ。なぜなら、中国経済は既に世界経済の重要な牽引力となっており、中国経済の今後の動向は世界各地域の経済と世界経済全体に影響を及ぼすのは確実である」と述べた。
サノカヤフ主任は、両会の膨大な議題の中で、彼が最も中国しているのは、中国のマクロ経済政策・外貨貯蓄の利用法・対外投資や欧州債務危機に対する姿勢と動向であるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月5日 |