中国軍事科学院世界軍事研究部元副部長で全国政協委員の羅援少将は第11期全国政協第5回会議の開幕式後に中国新聞社のインタビューに応じ、「中国が今後空母を何隻建造するかは、国防上の必要性と経済力に基づき決定される」と指摘した。「中国新聞網」が伝えた。
羅少将は「現在空母1隻が試験航行を行っている。正式な就役時期は試験航行の結果に基づき決定される」と指摘。今後空母を何隻建造するかについては「これは主に国防上の必要性と経済力に基づき決定される。まず国防上の必要性だ。必要性があれば、さらに数隻建造する可能性がある。次に経済力だ」と説明。空母複数の建設が国際社会に「中国脅威論」を引き起こす可能性については「米国は空母を11隻保有しているが、誰も『米国脅威論』を唱えない。中国の空母は訓練・実験用に試験航行を行ったばかりだ。どうして脅威になるのか」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年3月4日
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