第11期中国人民政治協商会議(全国政協)第5回会議の記者会見が2日午後、人民大会堂で行われ、趙啓正報道官が国内外記者の質問に答えた。
最近、大陸部住民と香港市民が衝突し、互いに罵り合うという事件が発生した。これに関し、趙報道官は「兄弟姉妹でも衝突することはある。1つの広告が香港全体の見方を反映するわけではなく、1つの極端な発言が大陸部の総意を代表するわけではない。『舌戦』は百害あって一利なしだ」とした。
趙報道官はまた、両親共に非香港出身者、 いわゆる「双非」夫婦が香港で出産する「双非児童」の問題について、「関連部門はすでに多くの措置を講じ、香港特別行政区政府と協力して様々な業務を行った。大陸部公安部門は、大陸部妊婦の香港での出産を組織する違法行為の取り締まりを強化している」としたほか、「大陸部と香港のほとんどの人々は友好的に交流しており、互いに多くの友人がいる。一部の問題もしくは一時的な問題によって起こった摩擦は、良く意見を交わし、許容し合い、話し合うことできっと解決できるだろう」との見方を示した。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年3月3日
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