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両大会の関連文献  
2010年予算執行状況と2011年予算案に関する報告

 

⑻ 国土・気象等関係支出は三七〇億四〇〇万元で、予算の一一〇%を達成し、五一・四%伸びた。探鉱権と採掘権の使用料および鉱物資源補償金の収入がかなり増え、関連規定によってそれを特別資金として鉱物資源の開発・利用に充てたことが支出増の主因となっている。内訳は、中央レベルの支出一七六億三九〇〇万元、地方への移転支出一九三億六五〇〇万元である。地質と鉱業にかかわる重要プロジェクトの実施をサポートし、基礎的調査や鉱山の環境対策および鉱物資源の節約・総合利用などがいっそう強化された。

⑼ 環境保護支出は一四四三億一〇〇〇万元で、予算の一〇二・一%を達成し、二五・三%伸びた。内訳は、中央レベルの支出六九億四八〇〇万元、地方への移転支出一三七三億六二〇〇万元である。省エネ・排出削減の推進に八五一億二五〇〇万元を計上した。これにより、一一八四の重点省エネプロジェクトを支援し、七七三社の企業の省エネ技術改良を促進し、経済未発達地区の企業一六八九社の立ち遅れた生産能力の廃棄をバックアップした。計五三二ヵ所の環境監視ステーションと六九一の環境監察・法律執行機構の標準化整備を進め、「三つの川」(淮河、海河、遼河)と「三つの湖」(太湖、巣湖、滇池)及び松花江流域の水質汚濁対策など重要な排出削減プロジェクトを実施し、八万七〇〇〇キロに及ぶ都市部汚水処理関連施設網の整備を支援した。八つの省と約四一〇〇の村で農村の広域的環境総合対策のモデル事業を進め、農村部の生活環境を改善した。省エネ製品利民プロジェクトの実施範囲を拡大し、三〇〇〇万台近くの高効率・省エネタイプのエアコン、一億六〇〇〇万個の高効率照明器具を普及させた。公共領域における省エネカーと新エネルギーカーの普及モデル事業は二五都市に拡大され、六つの都市で新エネルギーカーの個人購入補助金の支給に関する試行作業がスタートした。再生可能エネルギーの発展加速化に一〇六億三一〇〇万元を計上した。太陽光発電プロジェクトを実施し、国内における太陽光発電(PV)技術応用の大規模化に積極的に取り組んだ。バイオマス・エネルギーや風力発電などの発展を促進し、二六の市と六二の県で再生可能エネルギーの開発・応用モデル事業をスタートさせた。また、耕地の森林への復元と牧場の草地への回復の成果を定着させ、重点林業プロジェクトや草原生態系の整備を促進するため、四六八億六〇〇万元を計上した。

⑽ 交通運輸支出は二五九九億二五〇〇万元で、予算の一二二・七%を達成し、一九・三%伸びた。内訳は、中央レベルの支出一四八九億五八〇〇万元、地方への移転支出一一〇九億六七〇〇万元である。幹線国道・省道など公共交通のインフラ整備を推し進め、農村自動車道路を三〇万キロ新規建設または改築するため、一五一二億元を計上した。都市の公共交通など一部の公益的業種に対し燃料代を補助するため、一八七億一一〇〇万元を計上した。政府が銀行融資により建設した二級自動車道路の通行料を廃止するため、地方に二六〇億元の補助金を交付した。鉄道や高速道路、空港などのプロジェクト建設の促進に一二五億元を計上した。

⑾ 資源探査・電力・情報等関係支出は八二七億七七〇〇万元で、予算の一一八・九%を達成し、二・八%減となった。内訳は、中央レベルの支出四八八億三八〇〇万元、地方への移転支出三三九億三九〇〇万元である。資源探査や電力、情報などのインフラ整備推進に四八四億元を計上した。中小企業の発展促進に九三億四三〇〇万元を計上した。

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