全国政治協商会議全国委員会委員で中国航空工業第一集団公司科学技術委員会の馮培徳副主任は3月6日、今後、プライベートジェットは数千機、民間ヘリコプターは「十二・五(第12次五カ年計画、2011-2015年)」期間中に500機増えると述べた。
馮培徳氏によると、現在、中国国内の民間ヘリコプターの数はまだ少ないが、「十二・五」期間中に500機、以後5年ごとに少しずつ増加し、2030年までに5000機に達するという。
馮培徳氏は民間ヘリコプターの発展に関する展望を述べた。馮培徳氏によると、現在、アメリカの民間ヘリコプターの数は2万機だという。馮培徳氏は「現在の都市においては、民間ヘリコプターが活躍する機会が増えている。例えば、交通事故が発生し、道路がふさがれてしまった場合、ヘリコプターを使えば、ただちに負傷者を救出することができるし、ビル火災などに置いてもヘリコプターは重要な役割を果たす」と述べた。
馮培徳氏によると、十二五期間中にヘリコプター市場は爆発的に成長し、ヘリコプターの数は必ず増加するという。馮培徳副主任は、誰もがこの市場の将来性に目をつけており、現在、国内外において市場競争が激しくなっていると述べた。
馮培徳副主任は、ヘリコプター以外に、民間航空機にも大きな発展の余地があり、プライベートジェット市場は何千機という潜在能力があるとの見方を示した。そして、「現在、芸能界のスターは映画を一本撮影すれば、飛行機を買うことができる。山西省の「煤老板」(石炭企業の社長)の中にも、プライベートジェットを購入している人は少なくない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月9日
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