第11期全国政協・第4回会議の趙啓正報道官は2日午後に人民大会堂でブリーフィングを開き、国内外の記者の質問に答えた。
日本の外相が対中ODAの削減方針を打ち出したことに関する質問に、趙報道官は次のように答えた。
日本がODAの適切な削減の方針を表明するのは今年が初めてではなく、何年も前からのことだ。最新の発言は聞いていないが、私にとっては決して意外なことではない。ODAが開始されたのには歴史的原因がある。第2次世界大戦終結以降今日までの中日関係の発展とも関連し合っているし、ODAは中国の一部の建設の分野でも役割を果たした。もちろんODAは日本が決めることだ。だがあなたの質問はシンプル過ぎる。私はこの件について彼が何を話したのか知らない。もしそれがわかったらコメントできるだろう。本日はコメントできないようだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年3月3日
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