第11期全国政協常務委員会は1日午前、賈慶林全国政協主席(中共中央政治局常務委員)主宰の第9回学習講義を開催した。
学習講義では国家発展改革委員会マクロ経済研究院の王一鳴研究員が「新たな歴史の出発点におけるわが国の経済・社会のより良く、より速い発展の推進」について報告。世界金融危機後の国内外の環境の新たな変化と特徴について分析するとともに、第12次五カ年計画期間中の中国の経済・社会発展における指導的思想、目標と任務、重要な計画について詳しく説明した。さらに中長期計画の策定・実施に関する問題について意見を述べた。
賈主席は「今年は中国共産党創立90周年であり、第12次五カ年計画のスタートの年でもある。今年の経済・社会発展目標を達成し、第12次五カ年計画の良いスタートを切るには、各党派・団体、各族・各界の人々の団結・奮闘が不可欠だ。人民政協の強みを十分に発揮し、第12次五カ年計画綱要の策定と実施をめぐり、経済成長パターンの転換の加速、経済構造の戦略的調整の推進、技術進歩・イノベーションの推進、資源節約型で環境にやさしい社会の建設など総合的・大局的・展望的な重大な課題について、積極的に視察・調査・話し合いを行い、調査報告・大会発言・政協メッセージなどさまざまな方式を総合的に運用して、党と政府の政策決定に重要な参考意見を提供しなければならない」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年3月2日
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