中共中央政治局会議が胡錦濤総書記の主宰の下で21日に開かれた。会議では、国務院が第11期全国人民代表大会(全人代)第4回会議の審議に上程する政府活動報告と中国経済・社会の第12次五カ年計画綱要案について討議が行われた。
会議は第12次五カ年計画綱要案の掲げる主要目標、戦略的重点、重要措置などについて議論。「第12次五カ年計画期は小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な建設における正念場の時期であり、改革開放を深め、経済成長パターンの転換を加速するうえでの難関突破の時期でもある。第12次五カ年計画綱要を科学的に制定することは、我が国の発展における重要な戦略的好機を引き続き捉え、活用し、長期安定的な比較的速い経済成長を促すうえで、また、小康社会の全面的な建設において新たな勝利を勝ち取り、中国の特色ある社会主義事業の新たな局面を切り開くうえで、非常に重要な意義を持つ」と指摘した。
また、五カ年計画綱要案を全人代での審査と全国政協会議での議論に上程する過程において、存分に民主を発揚し、有益な意見を幅広く取り入れることで、同案の良好な制定と実施を促すよう指示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年2月22日
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