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第11期全人代第3回会議が第4回全体会議を開催

 

第11期全人代第3回会議は11日午後、人民大会堂で第4回全体会議を開き、最高人民法院と最高人民検察院の活動報告を聴取・審議した。会議には胡錦濤、呉邦国、温家宝、賈慶林、李長春、習近平、李克強、賀国強、周永康の各氏ら党と国家の指導者も出席した。

最高人民法院の王勝俊院長は過去1年間の主な活動について次の8 点から報告した。

(1)民事裁判の取組みを強化した。世界金融危機への司法対応を強化し、経済発展や民生に関わる各種訴訟を法に依って審理した。外国や台湾・香港・澳門(マカオ)関連の裁判の取組みを強化した。これらによって、経済成長の促進や人民の権益保護を司法面から保障した。

(2)刑事裁判の取組みを強化した。重大な刑事犯罪を法に依って厳しく取締り、経済犯罪や職務犯罪を法に依って処罰した。社会的影響の大きい訴訟を適切に処理した。社会治安の総合対策に積極的に参与し、国家の安全と社会の安定を守った。

(3)行政裁判および国家賠償の取組みを強化し、調和ある社会管理秩序を守った。

(4)民事執行の取組みを強化し、懸案の集中整理・執行活動に力を入れ、執行連動体制の整備を強化し、執行活動を的確に規範化し、執行上の難問の解決に力を入れた。

(5)訴追陳情と裁判監督の取組みを強化し、当事者の訴訟の権利と実体の権益を強く重視し、誤った判決を法に依って正し、司法の公正を促進した。

(6)司法制度改革を深め、国情に沿った、調停と判決の結合した取組みの仕組みを構築し、裁判制度の改革・管理・革新を推進し、司法が人民のために機能する仕組みと末端組織の活動を保障する仕組みを整備した。

(7)人員育成を全面的に強化し、社会主義法治理念の実践に努め、クリーンな司法の確立を重視し、司法能力を不断に高め、司法の風格の改善に力を入れた。

(8)人民代表大会による監督を自覚的に受け入れ、民主監督を真剣に受け入れ、検察機関による法律監督を法に依って受け入れ、社会各界による監督を積極的に受け入れ、司法の公正を促進した。

最高人民検察院の曹建明院長は過去1年間の主な活動について次の7点から報告した。

(1)常に中心を押さえ、大局に奉仕し、厳しく複雑な国内外の経済情勢を前に、安定した比較的速い経済成長の維持に資する司法文書を出し、経済建設を司法面から保障するよう各級検察機関を指導した。

(2)人民のための法執行を堅持し、民生を損なう犯罪を断固処罰し、特殊層への司法保護を強化し、人民のための司法措置を整備・実行した。

(3)逮捕許可、起訴などの職務を真剣に履行し、常に社会調和・安定の維持を最重要視し、寛大さと厳格さを兼ね備えた刑事政策を正しく捉え、法に依って犯罪を取り締ると同時に、社会矛盾の解消を一層重視した。

(4)新情勢下での反腐敗・清廉提唱建設の推進に関する党中央の政策・計画を断固貫徹し、職務犯罪の調査・処罰・防止活動をより重要な位置に据えた。

(5)訴訟活動に対する法律監督を強化し、訴追・捜査・裁判への監督、および刑罰の執行と管理活動への監督を強化し、司法要員による職務犯罪を厳しく調査・処罰した。

(6)自身の法執行活動に対する監督を強化し、人民代表大会の監督や民主監督、社会監督を自覚を持って受け入れ、内部監督の強化に力を入れ、法に依った正しい検察権の行使を確保した。

(7)検察の人員育成を強化し、科学的発展観の学習・実践活動を踏み込んで展開し、特に指導層の育成に力を入れ、教育・育成を大規模に推進し、自らの反腐敗・清廉提唱建設をさらに重視し、末端の検察院の整備を全面的に強化した。

「人民網日本語版」2010年3月12日

 

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