呉邦国・全人代常務委員会委員長(中共中央政治局常務委員)は8日、第11期全人代第3回会議の雲南省代表団の審議に参加した。
審議では、秦光栄代表、晏友瓊代表、李瑾代表らが相次いで発言。各代表は選挙法改正案草案への完全な賛意を表明。「都市部と農村部の同一人口比率による人民代表大会代表選挙の実施は、第17回党大会の精神に合致し、中国の経済・社会発展の実情に合致し、各族人民の共通の願いに合致する。人々の平等、地域平等、民族平等の原則をよりよく体現し、人民全体の積極性や創造性を十分に引き出す上でプラスであり、都市部と農村部の発展と社会調和の促進を統合的に計画し、一層人民民主を拡大し、主としての人民の地位を保証するものだ」との認識を示した。
呉委員長は各代表の発言に真剣に耳を傾けた後、「選挙制度は人民代表大会制度の重要な基礎、中国の特色ある社会主義政治の発展路線における重要な内容だ。選挙法の改正は中国の政治にとって重大な出来事だ。私たちは党による指導、人民を主とすること、法に依る治国の有機的統一を堅持し、中国の特色ある社会主義政治の発展路線を堅持し、中国の国情と実際に立ち続け、中国の特色ある社会主義選挙制度の優位性をより良く発揮させなければならない」と述べた。
「人民網日本語版」2010年3月9日
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