全国人民代表大会(全人代)の代表を務める新疆ウイグル自治区の努爾・白克力主席、烏魯木斉(ウルムチ)市の吉爾拉・衣沙木丁市長(全人代代表)、喀什(カシュガル)地区の艾克拝爾・吾甫爾行署専員(全人代代表)、和田地区委員会の程振山書記(全人代代表)は7日、国内・海外メディアの集団取材に応じた。
新疆の経済社会発展の全体的状況について、努爾・白克力主席は次のように述べた。
国際金融危機と烏魯木斉市で発生した「7・5」暴行・破壊・略奪・放火大規模暴力犯罪事件という二重の打撃に直面して、新疆は団結・安定をはかるとともに、改革発展に努め、国際金融危機の衝撃に効果的に対応し、「7・5」事件を断固として収束させ、社会の安定と民族の団結を揺らぐことなく維持した。2009年の新疆の国内総生産(GDP)は4274億元に達して前年比8.1%増加し、固定資産投資は2827億元に達して25.1%増加した。09年は投資プロジェクトが過去最多、投資規模も過去最大の年となり、新疆は経済社会の持続的で健全かつ安定的な発展を維持して好調だった。「7・5」事件の影響が大きかった観光業も回復的な伸びを示し、海外からの観光客数はのべ35万人、国内からの観光客数はのべ2098万人に達した。工業生産額は同8%増加し、農牧民の収入は約400元増加して、新疆の記録を塗り替えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2010年3月8日 |