中国全人代の代表、新疆ウイグル自治区のヌル・ベクリ主席は北京で7日、「新疆に存在する住民の生活レベルの差異は地域間や都市部と農村部間、業界間の差異だ。これは歴史や自然環境、生産レベルによるもので、民族要素とは関係がない」と述べた。
ヌル・ベクリ主席は「新疆は多民族が集まる地域で、長年、国の民族地域自治政策を貫いている。各少数民族の生活はいずれも著しく向上している。とりわけ、この10年間、国は新疆の経済と社会の発展を促進するための政策を多く制定し、インフラ施設の整備や、生活の改善、社会保障の強化などの支援に力を入れてきた。国の支援の下で、住民の生活レベルの差異が次第に縮小していくと信じている」と述べた。
「CRI」2010年3月7日 |