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海外メディアの見た「両会」  
両会を通して中国を見る

 

■両会の影響は中国だけに止まらない

年に一度の両会は、全国人民の知恵と声を集め、経済・社会発展上の難題を解き、治国・政治制度を改善し、将来の発展路線を定めるもので、広範な議題が話し合われる。今年は世界金融危機対策にとって新たな正念場の年だ。中国はどのような一手を打ち、どのような政策を講じるのか?中国の未来に関係し、世界経済の情勢や国際政治の構造に影響を与えるこうした問題に、中国中が関心を寄せ、世界中が注目している。

スウェーデンのある新聞が報じたように、現在の世界において、その内政情報が国際社会の関心の焦点となる国は決して多くない。だが中国はその1つだ。世界金融危機から最初に脱した国として、世界を代表する経済体の1つとして、中国が包囲を突破することの、世界経済の回復に対する意義は誰も軽視できない。中国は世界金融危機対策においてなぜ一人勝ちできたのか?中国は引き続き世界経済において積極的な役割を発揮していくことができるのか?外国の記者は北京に結集し、両会に注目している。

■両会を通して中国を見ると、何が見えてくるのか?

北京にピントを合わせ、中国経済・社会の発展の動向を観察する。世界金融危機対策の中で、中国経済はV字回復を達成し、容易でない成果を上げた。だが、長年積み残されてきた「発展パターンの病」の抜本的な改善はまだだ。中国は経済成長パターンの転換を加速するために、どのような措置を講じるのか?近代化の後発国である中国は、努力して先頭に追いつき、新たな競争の中で歴史的な飛躍を成し遂げることができるのか?中国の発展の方向を決定づけるこうした重要な問題に、中国人は気がかりを、世界は関心を寄せている。

両会を通して、中国民主政治の発展と進歩を体験する。両会前夜、中国の総理は億万のネット民とオンラインで交流した。民意は直通列車に乗って中南海へと直行した。代表・委員らはネット上で議案や提案を公開している。寄せられた質問に答え、公開された情報にコメントする。時空を超えた幅広い交流、生き生きとした活発な民間世論、斬新で独特な「ネット問政(政府・行政へのオンラインでの質問や意見)」は、政治議論に対する中国民衆の極めて大きな情熱を明らかにし、中国の特色ある社会主義民主政治の明るく美しい風景となっている。

年に一度の両会を振り返ると、「農家生産請負制」から「大鍋飯(仕事ぶりや能力に関係ない一律平等待遇)」の打破へ、「商品経済」から「市場経済」へ、「科学教育興国」から「イノベーション型国家の建設」へ、「発展」から「科学的発展」へ、「中国の自信」から「中国のパワー」へと、1つ1つの新単語、新理念が中国全土に行き渡り、世界へ広がっていった。

中国の両会は人民の期待を背負い、世界の視線を集めている。

「人民網日本語版」2010年3月5日

 

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