第十一期全国人民代表大会第3回会議が、5日北京で開かれた。温家宝首相は政府活動報告で「民生の保障と改善に力を入れることは経済発展の根本的な目的だ」と述べた。
政府活動報告によると、雇用の創出は民生を保障し、改善する上で最も重要な仕事である。中央財政は433億元を拠出して雇用を促進していく。これと同時に、政府は国際金融危機に対応するために講じてきた企業の負担を軽減し、雇用を安定させるなどの措置を延長していく。報告によりますと、国民所得分配の枠組調整に関する政策措置の策定を急ぎ、独占業種の所得分配制度の改革を行い、所得配分制度をさらに規範化させていく。
国民が関心をもつホットな社会問題について、温家宝首相は、「中国政府は社会保障システムを完全なものに、不動産市場の安定的かつ健全な発展を促し、医薬、医療衛生事業の改革と発展をさらに推進していくために努力していく」と語った。
「CRI」2010年3月5日 |