中国全国人民代表大会常務委員会の路甬祥副委員長は24日、北京で、「国務院関係部門は国家食品安全のリスク評価センターの建設を加速し、評価システムの健全化を提案する」と述べた。
これは路甬祥副委員長が全人代常務委員会法律執行検査グループを代表して述べたもの。路副委員長は「食品安全法が施行されて以来、食品安全に関する諸活動は確実に強化されており、実施状況が良好である。問題や困難もないわけではない」と述べた。
検査グループの提案には、国務院は食品安全に関する行政法規、規定などに対して指導を強化し、食品安全基準管理システムの建設を加速すること、県クラス以上の地方政府は食品安全活動を国民経済と社会発展の計画にくみ入れ、食品安全を守るために使う経費を財政予算に編入することなどが含まれている。
中国食品安全法は2009年6月から施行され、同年9月から11月まで、検査グループは黒竜江、福建、広西など10の省と自治区に赴いて法律の執行情況を検査した。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年2月24日
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