Imprimer cet article

Commenter cet article

最新ニュース  
政府活動報告に「ネット問政」が盛り込まれる

 

「ネット民意が初めて湖南省政府活動報告に盛り込まれる」「ネット問政が初めて安徽省政府活動報告に盛り込まれる」----。最近のポータルサイトをいくつか見ると、これらと似たニュースがトップぺージの目立つ場所に掲載されている。サイト運営者が、こうしたニュースをネットの世界にとって重要な出来事と受け止めていることは明らかだ。これを受けたネット上の書き込みもプラス評価が大部分だ。

この事は確かに肯定に値する。過去数年間の政府とネットの関係を振り返ると、たゆまぬ調整を経た後、「ネットによる監督の下で仕事をする」ことを共通認識とする地方政府が次第に増えてきている。ネット民意によって業務上の問題を発見し、さらにこれを改善する地方政府も次第に増えてきている。「ネット問政(政府・行政へのオンライン質問・意見)」「ネット民意」が政府活動報告に盛り込まれるのも、この自然な流れだ。

簡単に言えば、政府とネットの関係は、「受動」的なものから「インタラクティブ」なものへの成熟過程にある。これはもちろん喜ばしい進歩だ。特にここ1潤オ2年、ネットで汚職を暴かれた官僚達が迅速に逮捕され、ネットの持つ監督作用の大きさが明らかになったことで、「ネット問政」への人々の自信は大幅に高まった。「今やネットも凄いものだ」との周久耕の言葉に、今なおネットユーザーは満足を覚える。

だが「ネット問政」「ネット民意」が政府活動報告に盛り込まれることで、これは「インタラクティブ」なものから「能動」的なものへとさらに変化し得る。たとえば、これもネットによる汚職告発を例に挙げると、これは多くのネットユーザーが賛成するものではあるが、一方で「ネットがなかったら、周久耕達はたぶん今も平然とポストに居座っているだろう。実はこの事は、経常的、制度的な監督システムにさらに高い要求を突きつけている。汚職官僚を1人暴露して、1人捕まえるのはもちろん喜ぶべきことだが、もしネットで暴露される前に問題を発見できたら、もっと能動的なのではないか?」と指摘するネットユーザーもいる。

もちろん「ネット問政」は汚職告発だけを指すのではなく、もっと多岐にわたるものだ。「ネット問政」「ネット民意」が政府活動報告に盛り込まれたことは、調和ある「政府とネットの関係」の新たな始まりと考えて良いのかも知れない。「新たな始まり」である以上、ネットユーザーからは「誰が質問するのか?どのように質問するのか?どうやってネットユーザーの声がむだにならないようにするのか?」との声が上がるだろう。ネットユーザーの期待に応えるため、地方政府はより具体的で、確かな措置を講じるものと信じている。

「人民網日本語版」2010年2月2日

 

北京週報e刊一覧
トップ記事一覧
インフレは依然、経済最大の潜在的懸念
「タイガーマザー」論争、どんな母親が優れているのか?
中国、水利整備を加速
潘魯生氏 手工芸による民族文化の伝承
特 集 一覧へ
第7回アジア欧州首脳会議
成立50周年を迎える寧夏回族自治区
現代中国事情
中国の地方概況
· 北京市  天津市 上海市 重慶市
· 河北省  山西省 遼寧省 吉林省
· 黒竜江省 江蘇省 浙江省 安徽省
· 福建省  江西省 山東省 河南省
· 湖北省  湖南省 広東省 海南省
· 四川省  貴州省 雲南省 陝西省
· 甘粛省  青海省 台湾省
· 内蒙古自治区
· チベット自治区
· 広西チワン族自治区
· 新疆ウイグル自治区
· 寧夏回族自治区
· 澳門特別行政区
· 香港特別自治区