第11期全国人民代表大会（全人代）第2回会議の西蔵（チベット）代表団の一部代表が6日午後、集団で人民大会堂で国内外の記者の取材に答えた。これら代表は次のように述べた。現在西蔵の経済発展は安定し、民衆は心安らかに暮らし楽しく働いている。ダライの分裂勢力は西蔵の不安定の主な要素、西蔵発展の最大の障害である。旧西蔵の農奴主の代表であるダライに人権を語る資格は全くない。

西蔵全国人民代表大会代表の向巴平措は次のように述べた。西蔵自治区は科学的発展観を堅持して経済・社会の全面的な発展をリードし、中央の新たな時期の西蔵に関する業務指導方針を堅持して揺るがず、「第一次産業の水準を向上させ、第二次産業の重点を押さえ、第三次産業を大きく発展させる」という経済発展戦略の実施に力を入れ、成長を保ち飛躍を促すことを政府のマクロ調整の最も重要な目標とし、投資と消費の拡大を経済成長の主な尽力のポイントとし、特色ある優れた産業の大きな発展を発展方式転換の主な攻略分野とし、改革・開放の深化を科学的発展促進の主な動力とし、民生の改善を経済業務の出発点と立脚点とし、経済社会の良好で速やかな発展を促進し、社会の調和と安定を促進する。

また向巴平措は、祖国の統一の擁護、民族団結という国家の重大な核心的利益に関わる問題において、自治区政府と人民の態度は断固として明確だと述べた。向巴平措は国内外の記者に対して、「3・14」事件の発生後、党と祖国に向かう西蔵人民の心には何の変化もないと述べている。

「人民網日本語版」2009年3月10日