全人代常務委員会の活動報告を行っている呉邦国委員長

　第11期全国人民代表大会（全人代）第2回会議の第2次全体会議が9日9時、北京の人民大会堂で開催され、全人代の呉邦国委員長は全人代常務委員会の活動報告を行った。チャイナネットははその会議を中継した。

呉邦国委員長はその中で、2010年まで中国の特色がある社会主義の法律システムを構築するという目標について、「憲法を核心とし、7つの法律にそって、3つの部分で構成されている。今年の立法の主な項目は、社会保険法、社会救済法、越権行為の責任法などの法律である」と述べた。

また、呉邦国委員長は「中国の特色がある社会主義の法律システムは、西側の法律体系をまねられない。中国の情勢発展に基づき、改善しつつあるものだ」と強調した。