第11期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の李肇星報道官は4日午前の記者会見で「改革開放から30年間、全人代は科学的立法・民主的立法を堅持してきた。今年1月末までに、現行法律は231本、行政法規は600本以上、地方法規は7000本以上、自治条例・単行条例は600本以上に達しており、中国の特色ある社会主義法律体系はすでにほぼ構築された」と述べた。
政治体制改革に関する質問には「改革開放から30年で、政治体制改革は明らかな成果を上げた。中国の経済が急速な成長を長期間維持し、社会が調和・安定しているという事実は、中国の政治体制が国情に合致したものであり、全体として経済・社会の発展上の要請に適応しているということを物語っている」と述べた。
また「中国の改革は社会主義制度の自己整備・自己発展だ。わが国の経済・社会発展の新情勢と対比すると、また人民の民主的権利の保障・社会公正の擁護という新たな要求と対比すると、わが国の政治体制にはなお一層の整備が必要だ。私たちは引き続き人民の民主を拡大し、末端の民主を発展させ、愛国統一戦線を拡大・強大化し、法に依る治国の基本路線を全面的に実行し、行政管理体制改革を加速し、制約・監督制度を整備し、政治体制改革を深めていく」と述べた。
「人民網日本語版」2009年3月5日
|