温家宝総理は5日第10期全国人民代表大会第4回会議で政府活動報告を行い、「2005年中国の社会主義現代化事業が著しい成果を上げた」と述べた。
――経済は安定し、より速いスピードで発展した。年間国内総生産(GDP)は一八兆二三〇〇億元に達し、前年度より九・九%伸びた。歳入は三兆元の大台を突破し、五二三二億元増加した。住民消費者物価総水準は一・八%上昇した。
――改革開放は重要な一歩を踏み出した。幾つかの重点分野と肝心な部分における改革には新たな突破が見られる。輸出入貿易総額は一兆四二〇〇億ドルに上り、二三・二%伸びた。実質利用外商直接投資は六〇三億ドルであった。年末時点での国の外貨準備高は八一八九億ドルとなった。
――社会諸事業には新たな進歩が見られた。科学技術、教育、文化、医療衛生、スポーツなどの諸事業は全面的な発展をとげた。「神舟六号」の有人宇宙飛行が完全に成功したことは、わが国が幾つかの重要な科学技術分野で世界の先進レベルに達したことを示すものである。
――人びとの生活は一段と改善された。都市部の新規就業者数は九七〇万人となり、都市部住民の一人当たり可処分所得は一万四九三元に達し、農民の一人当たりの純収入は三二五五元となり、価格要因を差し引くとそれぞれ九・六%、六・二%伸びた。
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