1984年10月20日開催
当会議では、「中国共産党中央委員会の経済体制改革に関する決定」(以下「決定」)が一致して採択された。この「決定」はマルクス主義の基本原理を中国の実際状況と結びつける原則に基づいて、都市を重点とする経済体制全般の改革を速める必要性と緊迫性を明らかにし、改革の方向、性質、任務およびすべての基本方針・政策を定めた、わが国の経済体制改革を指導する綱領的文書である。この「決定」は多くの問題、とりわけ商品経済、価値法則といった重要な問題で、「左」の思想的束縛から抜け出し、多くの人々の間に存在していた不明確な認識をすっきりさせた。
当会議は、改革が農村から都市、経済分野全般へと広がることを示し、これ以後中国の経済体制改革が第2段階、すなわち改革を展開する段階に入ることを示した。「決定」は、中国の社会主義経済が計画経済ではなく、公有制を基礎とする計画的な商品経済である、と初めて指摘した。当時の歴史的条件の下で、社会主義経済が計画的商品経済だと指摘されたことは、すでに非常に大きな突破であり、マルクス主義の政治経済学に対する重要な発展であった。
「北京週報日本語版」資料 2008年10月 |