「光栄だが、責任は重大」
胡小燕さんは34歳、四川省出身。2008年1月21日午後、胡さんは全国人民代表大会の代表に当選し、全国に1億5000万人いる農民工の中で初めての全人代の代表になった。彼女は「光栄だが、責任は重大だ」と感じている。
1998年の下半期から、胡さんは広東省仏山市に出稼ぎに出て、2002年、三水新明珠建陶有限公司に入った。完成品職場の選別員から品質検査員になり、さらに昇格競争を経て総検査員のポストに就いた。その後、職場の責任者に抜擢された。
普通の「出稼ぎ娘」から全人代の代表になったが、この変化は、胡さんにとって、自分で新しい人生を切り拓いたことを意味している。彼女は、全人代の代表に当選してからずっと、がんばって学習し、どうすれば全人代の良き代表の一人になれるかと考え、真剣に民意や民の声を集めて整理し、底辺の農民工の集団を真に代表して彼らの願いを本当に反映したいと思っている、と記者に語った。
今大会に胡さんは二つの提案を持ってきている。一つは、現在、農民工の子どもの教育に関心を持つこと、もう一つは、農民工の就職に関わる環境の問題に関心を払うことである。
「人民中国」 2008年3月5日 |